特殊メイクアーティストになりたい!仕事内容と必要な資格は?

特殊メイクを施した役者

映画などを見ていると、動物と人が混ざったような見た目の人や、ケガをしているような人が出てくる場合がありますよね。あれは特殊メイクが施されており、まるで本当に怪物に見えたり、ケガをしているように見えたりする技術です。そんな特殊メイクを行う人は、特殊メイクアーティストと呼ばれています。

今回は、特殊メイクを施す特殊メイクアーティストについて紹介。仕事内容や目指す方法などを紹介します。

特殊メイクアーティストの仕事内容

先ほども述べた通り、特殊メイクアーティストとは、一般的なメイクアップアーティストとは異なります。この世界にいないような架空の生物を作り出したり、アニメや漫画のキャラクターを再現したりなど、ガラッと見た目を変えるものもあれば、役者の年齢を若く見せる、老けて見せるといった年齢操作、ケガをしているように見せるなどの部分的な特殊メイクもあります。現在では特殊メイクのクオリティが上がり、人工皮膚などを使ったメイクなども行われているほどです。

このような特殊メイクを行うのが特殊メイクアーティストの仕事です。テレビ制作や映画制作を行う会社やメイクアップアーティスト事務所に所属して仕事をしてきます。フリーランスで活躍している方も多く、一人前になってからの働き方は幅広いと言えます。もちろんハリウッドを目指すことも可能で、日本だけでなく、海外で活躍できる可能性も秘めています。

特殊メイクアーティストになるには

特殊メイクアーティストになるには、専門学校などでメイクについて勉強すると良いでしょう。メイクに関する勉強は、自主的にすることも可能ですが、より実践的な技術や知識は、専門学校に通い、学んだ方が身につきます。特に特殊メイクの技術は日々進化しているため、常に最新の情報を手に入れることができるよう、専門学校に通うことをオススメします。

例えば、メイクが学べる学校の東京モード学園では、通常メイクの基礎的な技術や知識に加え、特殊メイクについても学ぶことができます。ブランドや業界を牽引するプロから直接学ぶ機会もあるため、より実践的な力も身につけることが可能です。

また、モード学園では、様々な資格を取ることができます。そのうちのひとつが資格が、メイクアップ技術検定です。メイクアップ技術検定とは、1〜3級の階級に分かれていて、主な試験内容はメイクについての技術力や接客力、知識となっています。特殊メイクに限った資格ではありませんが、メイク全般の知識や、特殊メイクを施す役者への気遣いなどに通ずる部分があるため、持っておくと有利になります。

ただ技術を身につけるだけでなく、知識や技術があることを証明する資格を持っていると、就活の際に役に立ちます。

特殊メイクアーティストの将来性

映画や舞台などで活躍することはもちろん、全く別の分野での活躍も見込めます。それが、医療の現場です。例えば、病気やケガで体の一部を隠す、失ったものを再現するなどで特殊メイクが使われる場合があります。特殊メイクはケアの一環として、患者さんのメンタルケアに効果的だとされてきており、今後需要が高まっていくと見込まれているのです。

活躍の幅が広い特殊メイクアーティスト。気になる方は、まず進学先から検討してくださいね。

メイクさんとモデル